情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方 を読んだ

どういう本か?

この本はソフトウェア開発という仕事に携わる人が、自分のキャリアについてどう考えて、どう行動していけばいいか、ということについて書かれている。著者は Chad Fowler さんという人で Rubyist Magazine - Chad Fowler on Ruby にインタビュー記事があった。

自分のキャリアを製品のライフサイクルと同じだと考えて、このような章立てになっている。

  • 第1章 市場を選ぶ
  • 第2章 製品に投資する
  • 第3章 実行に移す
  • 第4章 マーケティング
  • 第5章 研鑽を怠らない

なるほど〜

こう思った

よいことがいろいろ書いてあるけど、たくさん書くの大変なのでちょっとだけ。

「情熱がエネルギーの源であって、それをどう使うか意識的に考えるべきだ」というようなことが書いてあった。「情熱は再生可能」だが「再生成に時間がかかる」とも。

そのことに意識的であるというのが重要かなと思った。思いつくままにあれこれやるのではなくて、考えた上であれこれやるのがよさそう。

「ひとは大きくて難しい問題を前にするとやる気を失いがちである」というようなことが書いてあった。

やる気を失うというか、どこから手をつけていいか?というところで立ち止まってなかなか先に進む気が起きないということはあるきがする。

そういうときは、なにはともあれ、改善したいものを「昨日よりよくする」ということだけを考えたらいいと書いてあった。遠い目標を目指すときでも、現実的で具体的なステップならやる気も起きると。

ほんとその通りだと思う。具体的に何かをやっているとやる気が起きるというのはあるので、少しずつよくしていくのが大事。

個人的な日記

プライベートで勉強する時間について、最近は「少しずつやる」というのを意識している。30分くらいの時間でも、1つの小さな課題くらいは解決できたり、できなくてもちょっと前進できて、翌日に解決できたりする。もしくは新しい課題を見つけることができたりする。

これが逆に、30分しかないから何もできないしネットでも見るかーみたいなことをしてると、その時間ってなんなの?なにか自分の身についたの?って思うし、どこにも行けない気がする。

そういうことを考えてる今日この頃。

あと、ちょっとずつやるためには記録に残しておく、というのが大事。毎日やってれば昨日何やったかだいたい覚えてるかもしれないけど、連休後(休日は基本的になにもしない・・)にはまあ忘れているし、昨日のことだって忘れてることは多い。それにちょっと日が経って見返したときに、記録があると「これだけやったんだな」とか「なんかいろいろやってるけど全然進んでないぞ・・・」というのがわかるので、振り返りができるというのがよいと思う。

そんな感じ。 これは継続しないと全くもって無意味なので、継続していくぞ〜 (将来の自分に向けて)

情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方

情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方