プログラミング作法 という本の思い出
「プログラミング作法」が再刊行されるらしいので昔話を書いておこう。
2001年、高専を卒業した私は新卒として働き始めた。Microsoft のVisual Studio を使って Windows 向けのソフトウェアを作るのだ。学生時代の授業で C, C++ は習っていたけどプログラミングは決して得意ではなかった。なんとか動くコードは書けるけど、もっと上達するにはどうすればいいかと思っていて職場の先輩に聞いたのだった。「勉強したいんだけど、何かオススメの本とかないですか?」と。そこでオススメしてもらったのが「プログラミング作法」なのだった。
いま振り返ると初版発行が 2000年11月 なので割と新しい本だったのだなあ。当時は出版年月とか気にしてなかったし、見た目が古っぽいので少し前の本なのかな?と思っていた記憶がある。内容はというとまさに自分が知りたいことが書いてあって最高だった記憶しかない。目次を見てもわかるけどプログラムを書く時に必ず気にすべきことが書いてある。
それを仕事としてのプログラミングを始めたばかりの頃に意識させてくれたこの本と、それを教えてくれた当時の職場の先輩たちには感謝しかない。私はこの本に触れたことでプログラミングに対する基本的な姿勢が形作られたなあと思っていて、自分にとってはとても大切で思い入れが強い本なのでした。
- 作者: Brian W. Kernighan,Rob Pike,福崎俊博
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/01/30
- メディア: 単行本
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